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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2009年03月19日

なんだよ“ジャパン”って

今日WBCの日韓戦を見た。
“侍ジャパン”というチーム名にはもともとアホかと思っていたが、
放送中一貫してアナウンサーたちは“日本(チーム)”ではなく、“ジャパン”と呼んでいた。

意味わからん。
日本の放送局で、日本向けに流される放送で、日本チームを呼ぶ呼称に、わざわざ英語を使う理由なんてないだろ。
ひょっとして“侍ジャパン”の“侍”をずっと省略していたのか???
省略しなきゃいけないようなチーム名なら、チーム名を付ける必要もない。
“日本チーム”の方がずっと単純明快で良い。

そうでなく単に“ジャパン”という英語を使ったチーム名で呼びたいだけだったなら、日本チームの試合より、アメリカチームの試合なりを放送しなさい。
そのほうが日本向けの放送でも、抵抗なくどんどん英語を使ったチーム名を呼ぶことができるはずだから。


日本の古人、吉田兼好は以下のように言っている。

第百十六段
寺院の号、さらぬ万の物にも、名を付くる事、昔の人は、少しも求めず、ただ、ありのままに、やすく付けけるなり。この比は、深く案じ、才覚をあらはさんとしたるやうに聞ゆる、いとむつかし。人の名も、目慣れぬ文字を付かんとする、益なき事なり。
何事も、珍しき事を求め、異説を好むは、浅才の人の必ずある事なりとぞ。

(第116段 寺の名前や、いろんな物に名前を付けるとき、昔の人は多くは求めず、ただありのままに、簡単につけた。このごろは深く考え、才覚を見せつけようとしているように聞こえて、本当に嫌らしい。人の名前も見慣れない文字を使おうとする。利益のないことだ。何事も珍しいことを求め、異説を好むのは浅才な(才覚のない)人が必ずしようとすることだ。) 

  

Posted by はぬる at 01:35Comments(0)