2012年10月20日

商業施設の多さ=いい街か

商業施設の多さ=いい街か

http://tohoku.machi.to/bbs/read.cgi/touhoku/1348915583/
ここでよく上山を叩くものがいた。
提示したURLはPart7で、新しいものなのであまりいないが、Part 4から見ていると次のように叩くものが多かった。
「なんでも反対の街」
「はやく合併すべきだったのにしなかった(この後に悪口が続く)」
「南陽にも人口数で負けた(数が多い=勝ちということらしい)」
「商業施設がない」
「さびれていく一方の街」

確かに、オレたちが子どものときに比べると上山は元気がない、と思う。
シャッター通りと言えるような場所もある。
でもそれは、いろいろなことが原因にあると思う。
不景気もそうだが、後継者不足もあるだろう。
また上山が持つ問題点も原因としてあるだろう。
例えば温泉旅館が自分の客を外に出さず囲ってしまえば、温泉街の隣にある土産物屋や飲み屋はたまったものではない。
この辺りはまっとうな批判だと言える。

しかし、そもそも自治体とは「発展」が最終目的なのだろうか。あるいは商業施設の多さが「いい街」の唯一の指標なのだろうか。上山は必ずしも「市」でなくてはならないのだろうか。上山の個性やら長所を見ず、やみくもな開発は本当に上山の人々のためになるのだろうか。

今、働く場がなく若い人間がどんどん外に出ざるを得ない状況をストップさせるためには、確かに「商業施設」を増やすことは一つの案になるかもしれない。だがそれは一時しのぎにすぎないのではないだろうか。ましてや長期的な視点で見ると、やみくもな開発は結局のところ「上山」のためにはならない。今の「開発」は画一化を進め、「上山」の個性やアイデンティティを破壊するものだからだ。
紹介したURLでは「幸楽苑にきてほしい」という意見もあった。
上山には『新華楼』というおいしくてちゃんとした中華料理屋があるのに!!
(ちなみにオレは一度幸楽苑で食べたことがあるけどあれは中華とは言えないと思う)
『新華楼』をはじめとして、
『モントレーふくや』
『イビサ(http://sorasara.n-da.jp/e275718.html)』
『ジローズピザ(http://samidare.jp/maruge/)』
『原口そばや』
などなど、上山にはおいしいお店がたくさんある。けれど大資本の前にはかなり厳しい状況に追い込まれやしないか、本当に心配だ。
大資本は、上山の人々が育んできたいろんなもの・ことを考えはしない。そうして資本の論理で一気に飲み込んでしまう。食に限らず、いろんなものが失われる。失われてしまったら、取り戻せなくなる。そうなる前に、画一的な「開発」が本当に上山にとっていいものなのか、よく考えるべきだろう。

地方の衰退は上山に限ったことではない。日本社会全体の問題である。
社会が変わらない限り、いくら「商業施設」を増やしたところで根本的な解決にならない。
去年まで田んぼだったところにある新しい「商業施設」を見て思った。



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